切って綴って繕って。

発達障害持ちの悪足掻き。手芸とか絵とかゲーム話とかも。セクマイ話とか。

発動!片付けモード!

 

不定期にではあるんですが、時折訪れるそれを私は「片付けモード」と呼んでいます。

転勤族の家庭育ちだからなのか、引っ越し作業とまでは行かずとも物が多くあることへの不安感とか、そういうのが原因なのかもしれませんが「やらねば燻る」ので始末が悪いシロモノです。

 

一般的に「片付けが出来ない」と言われることが多い発達障害ですが、多分片付けに「こだわり」がある人はこの辺そうでもないんじゃないかなあと思っています。

因みに、私の場合は片付けというより物の要不要を確認したい、場合によっては処分したいが衝動の原因なんじゃないかと思うので片付けそのものは下手です。

 

あと、収納とかディスプレイとかね。びっくりするほど下手。

オタクでもあるのでそういうグッズのディスプレイとか憧れるんですけどね、そういう経験が少ないこともあってか下手。

 

まあ、よく雑誌でも紹介されるようなオシャレな部屋を作れるわけではないということです。

いや、寧ろああいうタイプの部屋は……勿論これはその人の特性によって違うと思うので一概には言えないんですが、発達障害当事者向きの部屋作りとは違うかも……と思っています。

私の場合何かを部屋の中で無くしたりとか、何処に置いたっけみたいなことは少ないんですが、「見えないものは分からない」みたいなものがあるので「オシャレにこんなアイテム使って目隠し!」みたいなことをやってみようとすると、その試みが失敗することが多いです。

 

なので、出来る限り中身が分かる……とはいえ多少は目隠しじゃないけれどもそうした要素を求めたい……みたいな思考の結果、半透明のボックスだとかカゴというようなものに助けを求めることが多いです。

なんとなく、中身に何が入っていたか把握出来るので。

可視化しないと、ってのが強いんですよね。

 

因みに、この「片付けモード」はある程度のラインに達しない限り続くという厄介なやつです。

また今回は抗うつ剤を止めて別の薬が処方されたからか、「今後のことをよく考えた上での片付けに至らないと許せない」に達成ラインがあるようで、自分と向き合うという厄介さを抱えながらの作業です。

でもやらなきゃね。